自転車置き場を鉄と木のハイブリットで完全DIY!
以前紹介したコンテナとガレージの間に自転車置き場を一からDIYで作りました。雨の当たるところは腐らない様に鉄を使用し鉄と木のハイブリットで作ったので紹介します。
コンテナを買った時からガレージとの隙間は自転車置き場にする計画だったのでコロナショックで時間がたっぷりある今を有効利用し一からDIYすることにしました。
まずは水糸を張り柱の基礎となる沓石を埋め込む穴を掘ります。位置出しはガレージを基準とするのでやりやすかったです。
地面を掘るとガレージの基礎の張り出し部分が出てきました。ちょうどいい深さだったのでこの上に沓石を置く事にします。
この自作トントンで叩き地面を押し固めます。子供でもできるので手伝ってもらいました。
これを7箇所掘ります。やっぱ地面をかまう作業が一番大変です~_~;
このままコンクリートで固めただけでは強度不足なのでアンカーボルトや鉄筋を打ち込み一緒に固定します。
そしていよいよ大変なコンクリート打設です。
水糸に合わせて沓石を埋めていきます。
全部で7箇所です。
埋め戻すとこんな感じです。やっとスタートラインに立った所ですね。
次は雨の当たる所用の鉄骨の加工です。50×50×3.2の角パイプを使用し蓋やベースを溶接します。
コンテナ側には軒桁を受けるベースを溶接します。
私のガレージは基本的に木工加工に使っていて鉄鋼加工場は別の場所にあるので仕方なくガレージにある小さい溶接機で溶接しました。まぁーやりにくい。見た目は悪いが一応しっかり付いたので良しです。やっぱ設備は重要だなと思いました。
そして角パイプをビスや溶接で組み立てていきます。
ここまできたら次は木材です。
90×90の杉材です。
やっぱ木は加工しやすいですね。
沓石としっかり固定します。
骨組みができたので次は屋根の垂木用の金具を取り付けます。
垂木は2×4を使用しました。
垂木のコンテナ側は雨が吹き込むのでガルバニウムの板を取り付けました。
次は構造用合板を張ります。
合板の角が合っていませんね。骨組みが微妙に歪んでいた様です。まー隠れる所なのでこのまま施工しました(笑)
次に雨が降っても大丈夫な様に防水シートを張ります。
屋根を葺く前に。ガルバニウム板で水切りを作ります。
これもDIY!木の棒で曲げていきます。
曲げ方はこの様にしました。
水切りをつけたところです。
ようやく屋根葺き。
ポリカーボネートの波板に穴を開けてパッキン付きの傘釘で固定します。
波板の山部分に穴をあけるので滑って谷部分に穴をあけない様にこんなガイドを使用しています。
できたー。これで一安心。
雨が降っても大丈夫でした。
垂壁にもポリカーボネート製の波板を張ります。
本来はエンボス加工してある面を太陽の当たらない向きにするのですが、周りとの調和を考えつや消しのエンボス側を外に向けました。これだと耐久性が下がると思われますが見た目重視です。
ここにもガルバ板で作ったケラバ包みを取り付けます。
塗装をすれば、よし決まった。
次は壁の下地です。
このバークランプ便利ですよ。
塗装すると鉄か木か分からなくなりますね。
コンテナの扉のストッパーを付けて波板張り。
我が家は台風か!って位いつも風が強い所なので細かく固定しました。
内側の雨が当たる所にも波板を張って壁の完成。
雨が降るとコンテナの壁面は滝の様になるので雨樋を付けます。
これで大丈夫。
あと少しで完成です。
風が吹き抜けないように中央に壁を張りました。半分は自転車置き場、もう半分は物置です。
棚を付けて子供の遊び道具や生協の箱などを置いてます。
薪が置けるのも嬉しいです。
スケボーの置き場に困っていたのでこんなラックを作りました。
カッコよく収納できます。
これですべて完成です!
1ヶ月位かかりましたが業者さんに作ってもらうよりかなり安くできました。
材料費は約10万円でした。
しっかりした自転車置き場ができて大満足です。
もしDIYしてみようかなという方は参考にしてみて下さい。
これでガレージの作業場がかなり広くなったのでキャンプギアをどんどん製作していこうと思います。
最後までご覧いただきありがとうございます。