自宅ガレージを大改造、溶接定盤をDIYしものづくり工房に!
溶接工房を引っ越すことになり念願の自宅ガレージを大改造し設備を整えました。
溶接定盤も変形しないようにDIYしたので紹介します。
これが以前の溶接工房、結構ごちゃごちゃしていました。実家の車庫ですが、少し距離があり隙間時間を使っての作業がしにくかったのです。そこで工房を自宅に引っ越すことにしました。
ガレージへの溶接電源もDIYです。単相200V30Aをユニットバスの上によじ登ったり床下に潜り込んだりと苦労しましたがなんとかガレージまで引きました。
電源工事完了。せっかくなので100Vコンセント回路にブレーカーを追加し一括で切れる様にしました。これでコンセント差しっぱなしでも使わないときは切れるので安心です。
いよいよ引っ越し!もう足の踏み場もないくらいです。自宅ガレージは実家の車庫より狭いので整理整頓を工夫する必要があります。
ここからは溶接定盤の制作です。以前使っていたものは4.5ミリ厚で変形があり作業しにくかったので今回は12ミリ厚で新作することにしました。本当は16か19ミリ位欲しいところですが高額になるので12ミリにしました。1200×2100の鉄板は約230キロもあるので人力では無理です。そこで車用のエンジンクレーンを使いトラックから降ろしガレージに搬入しました。独身時代に勢いで買ったエンジンクレーンが役に立つ時がきました!
脚ですがせっかく定盤にするのに溶接で取り付けてしまっては溶接歪みで変形してしまいます。なので鉄板はボルト固定にします。
マグネットドリルでM10のタップを24箇所立てました。
補強を入れ変形しない程度に溶接します。脚の下部には調整ボルトをつけました。
さあ鉄板をボルトオン!
レーザーを使ってレベル出し。
定規で平面を確認し反りがあったのでシムで調整しました。この調整できるところがボルト固定の最大の強みです。苦労してタップを立てた甲斐がありました。
アースは3ミリのフラットバーで繋ぎスッキリに隠しました。
定盤の下は電動工具などを収納しました。
万力を取り付け。壁面は材料とクランプを収納。
こちらはバンドソーです。ローラー台も自作しました。
ガスボンベたちと手元台車。
ベルトグラインダー。
ボール盤。
エアコンプレッサー、半自動溶接機、TIG溶接機、プラズマカッター、アーク溶接機。
あと排煙ファンも必須ですね。
こんなかんじで使い勝手の良いものづくり工房が完成しました。やはり自宅にあるとすごくやりやすいですね。ますますものづくりが楽しめそうです!